Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
城谷 孝
Journal of Nuclear Science and Technology, 15(6), p.438 - 447, 1978/06
被引用回数:0肺に沈着した低エネルギー核種の測定を行なう場合、肺内放射能分布の相違及び他器官への移行は、計数効率を変動させ評価誤差の原因となる。この変動による計数効率の補正を行なうため、新たに肺内放射能分布の推定ができるシンチカメラ型肺モニタの開発を行なった。分布の推定は画像分割計数法によって行なっている。本装置の構成及び性能は次の通りである。本装置は検出部と画像表示回路と計数表示回路よりなる。検出器は9.5吋径0.5吋厚のNaI(Il)結晶に7本の3吋径の光電子増倍管を配置したものである。この検出器の最小検出量は、Puに対し60測定3信頼度で6.4nCiである。また局所的分布に対して定義された最小識別可能量はAmに対して、60分計測3信頼度で0.16nCiである。本装置の実際の使用経験からその実用性の高いことが照明された。